第67回高分子学会年次大会の出張撮影

高分子学会 名古屋 出張撮影 出張カメラマン

こんにちは、出張撮影の服部写真事務所です。
名古屋市中区丸の内から、お客様のご要望に応じて
愛知・岐阜・三重県内の撮影場所に訪れて撮影しております。

さて、今回の事例紹介になりますが、公益社団法人 高分子学会様より
理事・監事様の写真撮影、第67回高分子学会年次大会での授賞者集合写真
そして、授賞式の撮影をご依頼いただきました。

高分子学会様は、高分子化学に関連する各分野の研究者・企業人・学生が
所属なさっておられる公益社団法人になります。

高分子、というと一般の方には聞きなれない言葉かもしれませんが、
高分子からなる物質は私たちの生活には欠かせないものであり、
例えば、身の回りにあるプラスチックなどは高分子より成り立っています。
その他にもポリ袋・タイヤ・合成繊維・光ファイバーなども高分子になりますし、
タンパク質や酵素なども高分子といえるでしょう。
私が普段利用しているカメラも、高分子の恩恵を存分に授かっている物になります。

このような日常生活になくてはならない高分子の研究を、
生業となさっている方の集まりが、高分子学会の皆様になります。

高分子学会様では、毎年三大行事として「年次大会」「討論会」「ポリマー材料フォーラム」と
場所を変えながら、各都道府県で行ってらっしゃいます。
そして今年の2018年は、第67回 高分子学会年次大会として
名古屋国際会議場で開催されました。

さて、毎回のこととなりますが、
このような学会や総会では、撮影内容が多岐にわたることが多く
服部写真事務所では当日作業が滞りなく行えるように、
事前にご依頼主の方と打ち合わせであったり、
会場の下見に時間を多く割くようにしております。

また、今回は依頼主様である高分子学会様から、
人物撮影時において、高分子学会様のロゴの入ったバックパネルを背景に撮影するのですが
そのパネルがひどく反射することがあり、それに留意して撮影して欲しいとのご指示がありました。

反射がきつい写真を拝見すると、確かに、輪がかかったような反射が生じており
せっかくの高分子学会様のロゴもわかりづらくなっておりました。

こういった強い反射が生じる原因はクリップオンストロボの強烈なフラッシュの為です。
また、バックパネルの素材も紙ベースのものと塩ビベースのものがあるのですが、
塩ビベースのものは設置状況によっては、弛みが生じることで部分的に反射が
きつくなることがあります。

素材自体はどうしようもありませんので、ストロボは外部ストロボを用いて
できるだけ反射が少ないフラットな光源を意識してセッティングしました。

ISO感度を大きくあげれば、場合によってはストロボを使用せずに済み
背景の反射は防げるのですが人物自体がシャキッとしない眠い写真になります。
さりとて、ストロボを不用意にあてれば反射がきつくなります。

そういった点を考慮しながら、ストロボの強さを調整しつつ、
できるだけ反射がおこらず人物もシャキッと見えるよう工夫しました。

当日の撮影では個別の理事・監事様のお写真は背景パネルを利用しましたが、
集合写真は名古屋国際会議場の壁画をバックとして利用することになりました。
せっかく名古屋の地で開催する年次大会になりますので、
背景が個性的な方がよかったように思いますしパネルの反射も気にしないでよくなりました。

授賞式の撮影については、各授賞者の方が会長様より賞状を受けっといるシーンと
会長様と授賞者様の2ショットをそれぞれ撮影させていただきました。

賞を授賞される、というのはやはり大変に名誉なことですので、
授賞者の皆様の手元に、しっかりした写真が残るというのは素晴らしいことだと思います。
また、このような失敗できない写真というのは、
是非プロの出張カメラマンに任せていただければと思います。

服部写真事務所では、会議場やホテルといった場所にもよく出張撮影としてお伺いしておりますので
学会や総会、また送別会や祝賀会といった式典関係のイベントを開催予定の方は
当事務所までお気軽にお問合せくださいませ。

最後になりますが、高分子学会様、撮影をお任せいただいて誠にありがとうございました。
事例紹介をご覧になられている方で、高分子学会様がどのような活動をなさっているか
気になられる方は、ぜひ公益社団法人 高分子学会のHPをご覧なって下さい。