生後30分でのニューボーンフォト

名古屋 ニューボーンフォト 新生児撮影

こんにちは、名古屋市中区丸の内の服部写真事務所です。
当事務所は愛知県、岐阜県、三重県など東海エリアを中心に
出張カメラマンとしてお客様のご要望に応じて
現地まで赴き、プロならではの経験と技術で二度とない
瞬間をカメラにおさめております。

ニューボーンフォトの出張撮影依頼

さて、今回の事例紹介になりますが、
生まれたばかりの赤ちゃんの撮影と出産を経験された奥様、
それを支えたご主人や家族の皆様の様子を収めた写真撮影になります。

安定期を迎えられたお客様からご連絡があり、
病院で生まれてすぐの赤ちゃんの撮影をして欲しいとご相談がありました。

よくあるニューボーンフォトの撮影としては、ご自宅にお伺いし
体にパイル生地の布を巻いて、周囲にぬいぐるみを置いたり飾りつけをして
フワフワのクッションに寝かした新生児の撮影などがあります。
お宮参りの撮影なども生後一カ月前後の撮影ということを考えると
ニューボーンフォトのくくりに入るのかもしれません。

出産の現場に身をおくドキュメンタリーテイストの撮影

今回の撮影ご依頼は、病院で生まれてすぐの赤ちゃんを撮影して欲しい
というご相談になりまして、どちらかいうとドキュメンタリー的な撮影です。

赤ちゃんの撮影自体は普段からよくさせていただきますので、
特別難しいものではございませんが、本件の場合は、
撮影に至る過程がハードルの高いものになります。

打ち合わせで確認させていただいたことは、

・出産後すぐに撮影ができるかどうかはその時の状況次第になること
・病院には事前にカメラマンが撮影することの了承をもらっていただけること

お客様には以上2点に関しては、しっかり確認していただきました。

時間が全く読めないお産への準備

お産というのは日程や時間が決まっているものではありませんので、
おおよその出産予定日はわかってはいても、その通りになるとは限りません。


ご連絡があればすぐにお伺いする準備はしておりましたが、それでも、
別の仕事が入っていたり、遠方への出張などの可能性もありますので、
状況によってはすぐにお伺いすることが難しいとお話させていただきました。

正直にいうと、お仕事をお引き受けしてから
いつお生まれになるかわからない現場に駆けつけるのは
本当に大変なことだと身に染みて感じました。

周りの方への十分な配慮

病院への出入りに関しましては、依頼者のお客様以外にも
出産を控えられた妊婦さんや、出産直後の妊婦さんがいらっしゃいます。
さらに生まれたばかりの乳児もいるわけでして、
周りの方は相当神経質になっておられます。

そういう方に対して十分に配慮を行ったうえで撮影する必要があります。
そして何より病院のご理解がないと撮影することはできません。
幸いにも今回撮影させて頂いた病院さんは、
ご理解のある院長様でしたので依頼者様の意向を尊重し
特別に許可をいただきました。

お客様の意向を理解した上でのご提案

撮影内容に関しましては、赤ちゃんの様子だけでなく
ご主人や両家の親御さんが控え室で待っておられる様子、
また出産直後の奥様の撮影も提案させていただきました。

といいますのも、お客様の想いとして
将来子供が大きくなったときに
家族のみながどのような想いで
出産という出来事に臨んでいたのか写真から感じとって欲しいと、
申されておりました。

ですので、そういった趣旨であれば、
出産直前の緊張したご家族の様子や
お産を経た直後の奥様の様子なども必要だと考えました。

ご出産予定日より2カ月早いご連絡

打ち合わせ後、お客様のお産の予定日を頭にいれつつ
過ごしておりましたが、思いもかけず予定日の2カ月前に
奥様よりご連絡がありました。

「急に破水をしましたので、数日後に帝王切開することになると思います」
こういった内容でした、予定日よりもかなり早いご連絡でしたので
お腹の赤ちゃんも相当小さいとのお話で、出産後すぐにNICUに入るので
撮影のタイミングが本当にごくわずかだと伝えていただきました。

ご出産当日の様子

ご連絡後、2週間程して改めて電話があり
「これから2時間後に帝王切開で手術をするので
可能であればすぐに来ていただけますか」と連絡を受けました。
幸い、編集作業の最中でしたのですぐに準備をし
1時間程度で病院に到着し、すぐにご家族の撮影など開始しました。

名古屋 ニューボーンフォト

ご家族が赤ちゃんと対面する瞬間

ファインダー越しにも、ご家族の期待と不安の入り混じった
気持ちが伝わって参りました。予定の時間になっても、
一向に赤ちゃんや奥様が手術室からでてこられないので
私も不安になりながら待機しておりましたが、
看護師さんからの案内があり、そろそろ出てこられるとのことで
専用の待機場所に移動し、数分後、まずは赤ちゃんが保育器にいれられて
運ばれて参りました。

ご家族が初めて赤ちゃんと対面するその瞬間というのは、
最も重要な撮影の機会です。
このような場面は、決して撮り逃しなどミスをおかすことはできません。

極度の緊張を伴うので、このように失敗できない撮影は
十分に経験を積んだプロのカメラマンでなければ難しいと思います。

すぐにNICUに運ぶとのことで、僅かな時間での撮影になりましたが、
できあがりの写真はお客様に大変喜んでいただけました。

一眼レフカメラによる動画撮影


また、動画の撮影も可能であればお願いしますと、
奥様よりお願いされていましたので拙いながらも
専用のカメラでムービーを撮影させていただきました。

ビデオ撮影に関しましては当事務所、メインは写真撮影になりますので
プロダクションのような本格的な撮影はできませんが、
三脚で固定したカメラで、式典の挨拶シーンや乾杯のシーンを
写真撮影の合間に行なったり、また、スナップ撮影の要領で
その場の雰囲気がわかるようなムービーを
オプションで撮影させて頂いております。

ご予算の都合上、ビデオカメラマンの手配はできないが
それでも部分的にビデオ撮影をお願いしたい!と考えて
おられるお客様案外多くおられます。
そういった方々のお声に応える形で、手探りながらも
ムービーの撮影に取り組んでおります。
一眼レフを用いての動画撮影ですのでテレビの映像というより、
映画のような雰囲気の映像になっているのが特徴です。

母になって、父になって

赤ちゃんの撮影後、30分程してから奥様がストレッチャーに
のって戻ってこられましたので、
出迎えられるご主人に、奥様のお母様の様子なども
撮影させて頂きました。

名古屋 ニューボーンフォト

ニューボーンフォトを考える

ニューボーンフォトという言葉が先行し、
赤ちゃんにスポットがあたることが多いわけですが
苦しいお産を経験した奥様や、それを傍で支えた
ご主人や家族の皆さまがいなければ
そもそも出産というのは成り立たないわけです。
後々振り返って、赤ちゃんだけでなくご家族の様子が
写真として記録に残るのはとても貴重なことだと思います。

撮影後の対応・プリントのご用意

撮影後、デジタル現像の処理を行いWEB納品させていただきました。
また、一緒に撮影させていただいたムービーはDVD-Rにコピーして
発送させていただきました。
ちょうど赤ちゃんの命名などのタイミングもあり、
名前を文字入れしたうえでパネルの作成ができませんか?
とご相談受けましたので、当事務所で文字入れ加工して
大四つ切サイズのプリントに板パネル加工を施したものを3部製作し、
後日納品させていただきました。お客様の家庭用と、
両家のご両親にプレゼントするものだそうです。

事例紹介は以上になります。
今回の撮影に関しては色々と覚悟が問われる内容でした。
まず、いつ出産が行なわれるかわかりませんので
深夜・早朝でも連絡をうければ病院に向かう心づもりでおりました。

カメラマンとして新しい命に向き合うこと

また、お客様が予期せぬ破水となり胎児が未熟児である可能性から
NICUへの入院が必要とされる状況で、本当に撮影しても大丈夫なのだろうか
という葛藤もありました。医療技術が発達した現代において、
お産で母子の命が失われるようなケースはごく僅かではありますが
それでも可能性はゼロではありません。
今回の撮影を通じて、お産は女性にとって命がけということを
強く実感いたしました。

このような大切な撮影を当事務所にお任せいただいた
K様ご夫妻には改めてこの場で御礼申し上げます。

撮影させていただいた写真にお名前・生まれた時刻・体重を
文字入れして板パネルにしたものです。
簡単に飾り付けできますので喜んでいただけました。

ニューボンフォト・新生児フォトの撮影は、
服部写真事務所にお任せください。

追記

お客様からの嬉しいご報告

その後K様からご連絡を受け、赤ちゃんは無事にNICUから退院し
ご自宅で元気に育っているとのご報告を頂きました。

またお宮参りの写真を当事務所でお願いしたい、との旨のご連絡も頂き
打ち合わせがてら都合が合えば、自宅での様子も撮影して下さい、との
お話しでしたのでご自宅へ撮影にお伺いしました。

赤ちゃんを囲む周りの環境も記録に

赤ちゃんの撮影を中心に行いつつも、奥様と赤ちゃんの2ショットや
おばあ様と赤ちゃんの2ショットなども撮影いたしました。

いま流行りの赤ちゃんを可愛く飾りつけたニューボーンフォトですが
インスタ映えするということもあり、
ついつい赤ちゃんだけの写真に終始してしまいがちです。
しかしながら、10年、20年先に赤ちゃんだけが写った写真が手元に残っていても
個人的には少し味気ないのではないかと思っているのです。

赤ちゃんが大きくなったときに、
自分が小さかった時の部屋の様子や
ご家族がどんな風に自分と接してくれていたのか、
そういった雰囲気がわかる写真も撮影しておくべきだと考えます。

下記のムービーは写真撮影の合間に記録したものです。
テレビの音声など混じっていたので、閲覧用に音声は消しました。
当事務所が行うメインのお仕事は写真の撮影になりますが、
こういった動画の撮影も致しております。

たいしたものは撮影できませんが、ビデオ撮影を別の業者様に
依頼なさると、やはりそれなりの金額が発生しますので
写真撮影のついでにムービーも!ということであれば
ご相談いただければ対応するようにしております。

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