ラーメン店のイメージ写真およびメニューの撮影のご依頼

魚だしラーメン

こんにちは、名古屋市中区の服部写真事務所です。

さて今回はご縁があり、奈良の人気ラーメン店「ふじ門製麺」様から
HPで用いるイメージ写真とメニュー写真の撮影をご依頼頂きました。
また、撮影と同時に無料ブログから自社でのHP運用を
お考えとのことで、Wordpressを用いたHPも併せて制作いたしました。
WEBページの制作については、改めてご紹介したいと思います。

丁寧なヒアリングでお店のポテンシャルを最大限に引き出す

ふじ門製麺店舗

店舗であったり、商品であったり、イメージ写真を撮影するにあたっては
機材のチョイスやセッティングも重要ですが、それ以上に
しっかりとお客様のお話しを聞くことがなによりも大切です。

今回であれば、
ふじ門製麺さんのご店主が、どういう想いでラーメンを作っているのか、
お店で拘っている部分や、コンセプトなど色々お聞かせいただきました。

地域に愛される地元密着店を目指されており、
女性の方やご年配の方も気持ちよく飲食できる店舗を
つくっていきたいとお伺いしました。

ご夫婦と信頼の置けるアルバイトの方で、
ラーメンだけでなく、お店の方にもまた会いたいと思いたくなる店舗です。

撮影するにあたって、
スープの仕込みや製麺風景も見学させていただきました。
そういった一連の作業を実際に見学することで、
撮影に取り組むためのよいアイデアが浮かんできます。

仕込みの最中が最もよい表情

ふじ門製麺店主 ふじ門製麺仕込み

ご店主から色々と話を聞かせていただき、
実際の仕込み作業なども見学させていただいた中で
気が付いたことがありました。

どこの飲食店さんでもそうですが、お客さんというのは
料理人が商品を提供する瞬間を見ることはあっても、
仕込みの最中はなかなか目にすることがありません。

しかしながら、料理人が素材と向き合い
食材を仕込んでいる最中というのは
ひた向きで、とてもいい表情をしていることが多いのです。

今回はご店主が、仕込み中のスープや麺と向き合っているところを
イメージとして写真に使用してはどうかと提案させていただきました。

しっかりとライティングを行い、夕陽の自然光なども利用しながら
スープ作成に取り組むご店主を撮影しました。
業務用の寸胴と家庭用の何倍もの火力で、
長い時間かけてじっくりとスープを煮込まれています。
この作業は深夜まで続くこともザラにあるとおっしゃっていました。

製麺は、温度と湿度に細かく気遣いながら
麺の生地を実際に手で触れ、加水の調整をなさっていました。
粉の調子や外的環境が日々異なるので、とても難しい作業とのことです。
それ故、納得のできる麺ができあがった時は、
思わず笑みがこぼれるとおっしゃっていました。

メニューや素材の写真もお任せください!

豚だしラーメン 魚だしラーメン スープの素材写真 麺の素材写真

イメージ写真もさることがながら、お店の顔である
商品(ラーメン)の写真もライティングを組んで丁寧に撮影しています。

ついつい出張撮影ですとクリップオンストロボを
お使いになるカメラマンさんも多いかと思いますが
外部ストロボを用いて撮影した方が、商品もより綺麗に撮影できます。
メニューの写真は一度撮影すればそう何度も撮影する機会はないので、
できる限り拘って撮影しました。

今回の出張撮影は、イメージ写真とメニュー写真と都合2回にわけて
撮影させていただきました。
ふじ門製麺さんのご店主には色々とお話しをお伺いし、
撮影にも大いにご協力いただきました。ありがとうございました。